スピードダイアルを絞っておく事で、スロットルを開き過ぎてもスピードが出過ぎない様にセッティングする事は非常に簡単です。
たったそれだけの事ですが、子供達が怖がらずにバイクに親しみ、バイクに乗る事を楽しんでもらえる事を考えるなら、安全かつとても有効な機能であるとOSETは考えます。
もちろん、ただスピードが出ないだけでは、スロットル開度を制限したモーターサイクルと変わりません。OSETのコントロールユニットの魅力は、スピードを制限する事にとどまりません。
例えば…。
【スピード】ダイアルは絞っておいて最高速度を制限しつつ、【レスポンス】ダイアルを開く。この事で、「ツキが良すぎて繊細なスロットルワークを要求しながらも、スピードが出ない」という設定にする事が出来ます。
OSETの【レスポンス】ダイアルを目いっぱい開くと大人でも扱いきれない位に速い反応を見せます。電動=モーター駆動であり、クラッチや減速機構を持たないOSETならではのツキの良さを活かしたピーキーな設定でトレーニングを行う事で、繊細なスロットルワークを自然に身に着ける事が出来ます。
【スピード】を絞り、【レスポンス】をやや開き気味にしたセッティングで、上り斜面でのタイトなターンの練習をするのも良いでしょう。